妻の介護(青空のように生きたい)

要介護5,身体障害一級、寝たきり妻の介護の思い出、苦しさ、悲しさを日記調に書いてみたいと思います。

(回 想)病魔との闘い

長い間病魔に取りつかれもうダメかと思うことも何回か・・・・


平成15年7月 胸が苦しいと言って病院でカテーテル検査。
結果、心臓の冠状動脈が三か所細くなっているので手術を要するとのこと
その後都内の心臓専門病院でバイパス手術をする。一応手術成功。


しかしそのあとの事が心配だ。いつまた手術を要するかもしれない。
その病院の先生は名医だった。(テレビに何回か出たことがあるらしい)
現在14年たった今も何の心配もなく正常に働いている。


今度は脚に来た。何日も何日も歩いて何とか元気になろとしたがその甲斐もなく
悪くなるだけで快復は無理だった。
何軒も何軒も病院回りをしたがとうとう車いすの生活になってしまった。


しばらくこの状態が続いたが今度は腎臓に来た。
病院から専門医を紹介され即入院。平成20年10月。


これがまた大変、血圧が低くて人工透析が出来ない。
血圧を上げる薬を入れたが血圧が上がらない。
一時間くらい透析をして中止。


先生曰く「もしかしたら最悪の事を考えておいたほうが良いかもしれない」
私は何も考えることができず「はい、 はい」とうなずくだけ。


奇跡は起きた。次の日病院に行くと元気になっていた。
昨日の事はどうなったのだろう。いまだにわからない。


そして元の病院に戻り様子を見たが大丈夫とのことで11月退院。
この日から私の介護生活が始まった。


残念ながら悪くなる一方、レビー小体認知症、食べることも水を飲む事も出来なくなり
胃ろうを増設、栄養剤生活に入る。
身体は硬直、動く事も出来ず話すことも顔の表情も出せず寝たきりの生活。


おまけに痰がらみが多く小型吸引器購入。
一日数十回吸引。長くそばを離れることができない状況。


介護生活9年、長いようだが今考えると短いようで日がたつのが早かったように
思える。


薄らいでゆく記憶、短くなってゆく生命、その灯を消さないように静かに見守っています。
静かに 静かに そっと優しく・・・